1975-03-31 第75回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号
それから、タラ子に亜硝酸塩を加えると非常に大きい発がん性物質になる、Nニトロソ化合物ができる、こういうこと。それからアミンだけじゃなくてアミド類とも、この亜硝酸塩は同時に与えると消化器官の中でNニトロソ化合物が生成していると、こういうことが発表されているわけですね。
それから、タラ子に亜硝酸塩を加えると非常に大きい発がん性物質になる、Nニトロソ化合物ができる、こういうこと。それからアミンだけじゃなくてアミド類とも、この亜硝酸塩は同時に与えると消化器官の中でNニトロソ化合物が生成していると、こういうことが発表されているわけですね。
これは主として、御存じのように、従来はほとんどタラ子だけとってまいりまして、あとは多少スケソウダラとして持って帰ってきておりましたが、最近におきましては、大量にかまぼこの材料といたしまして、すり身といたしまして持って帰りまして、あまりよくないものをフィッシュミールにして持って帰ってきているというようなことで、重要な日本におきます国民のたん白資源として活用されておりますし、また、動物用の飼料としても活用
したがって、商社に対しては、水産庁としてすら船団増強とか、タラ子とか、すり身だとか、そういうものはもうてんで話にならぬ、それから量も……。
○丹羽政府委員 水産庁の立場は、したがいまして、北洋のまず北海道の漁民の問題としては、タラ子はやはり入れてはうまくない、すり身はやはり入れてはうまく行かない。それがやはり条件である。それから北洋船との操業の問題がありますので、十万トンだ、十二万トンだ、十八万トンだという話は絶対に困る。
それから前段の、先生のいろいろおあげになりました数字は、スケソウそのものの生産量のようでございまして、北洋転換船はスケ子をとってまいりまして、北海道の基地へ帰りまして、タラ子と身を分けて、残った身のほうは魚かすなり魚粉として処理する。価値はタラ子にありますから、タラ子に処分をしておる。
○亀長説明員 タラ子そのままで、結局最後に蛋白と脂肪分とを分離をする、こういうことでございます。
○壽原委員 私がこの間、タラ子の製造業者の専門家を連れていったということを言うたところが、あなたは、ミールの加工技術者だけで、そういうのは全然乗せておらぬと言っておったが、私のその後の調べでは、四人は明らかにタラ子の技術を身につけた者が乗っているというのが事実のようですから、それが現在、三人は北洋に出ておりますが、一人だけは道内に残っておるようですから、それらの者を調べた上で、もう一度この問題についてはあなたとお
○舘林(三)政府委員 タラ子の輸入を認めましたのは日本の酪農の振興の立場から——壽原委員も御存じのとおりに、いまペルーから非常に大部のミールを輸入しているわけでございまして、日本の立場から申しますと、やはり原魚を輸入してそれをミールに加工するということのほうが為替の節約の点からいっても当然のことでございます。
○壽原委員 それでは、監督官が——あなたのほうでは、スケ子の技術者を乗せた覚えはないとか、あるいはスケ子——一般にタラ子といいますが、タラ子のたるを積んでいった事実がないという正式な報告がありましたか。
○松岡(亮)政府委員 タラ子の輸入は今後も制限してまいりたい、こう考えておることは先ほど申し上げたとおりでございます。ただいま具体的なお話がありました、今後のソ連からのミール原魚の輸入に関連いたしましては、もちろん慎重な考え方でこれにあたりたいと思いますが、タラ子の問題も、タラ子の輸入制限問題の一環としまして国内へ悪影響のないようにいたしてまいりたいと考えておる次第であります。
あなた、いま、原魚で買い入れてこっちへ持ってきて加工すると言うておるが、原魚でこっちへ持ってくると、日本の場合、そのままタラ子をとらぬでミールにするというようには考えられない問題だ。